2016年5月17日火曜日

"The 9th Grade"


先月行ったシャモニで買ってきた本。フリークライミングの150年にわたる歴史を、人物中心、写真中心に解き明かしていくというもの。あまりにもすばらしい本です。


昨年フランスで出版され、書店ではフランス語版と英語版両方売ってました。買ってきたのはもちろん英語版。フランス語は読めないからね。もうあまりのすばらしさに値段見ないで買ってしまったのでいくらだったか覚えておりませんが、50ユーロくらい(6000円くらい)だったかな。


著者は、ダビド・シャンブルというフランス人クライマー。版元はles editions du MONT-BLANCというところで、ディレクターという肩書きでカトリーヌ・デスティベルの名前も入っています。


とにかくすばらしい本です。英語が読めなくても、眺めているだけでお腹いっぱいになれる充実写真の連発。とはいえ、文章も読みたいので、有志の方、手分けして訳しませんか。


まあ、とにかく見ていただきたい。


こんなころの話から本は始まります


エミリオ・コミチ! かっこいい


ボルダリングの教祖ジョン・ギル


やはりというか、この写真も登場。70年代ヨセミテ・ストーン・マスターズ


当然エドリンガー(エドランジェです)! やっぱりイケメンでしたね


わたくしが大好きだったカトリーヌ・デスティベル


これ、1982年のコンペだそうです


キレキレだったころのジョニー・ドウズ


ギュリッヒの話は欠かせません


リン・ヒルさんもです


幻の天才、エリー・シェビューも出てきます。マニアはたまらん


ミッドナイトライトニングvsグロヴァッツ。この写真は初めて見たかも


われらが平山ユージは原寸大くらいの顔で登場


疑惑の男フレッド・ルーラン。こういうマニアックなネタもしっかりおさえてます


破壊王ニコル


この見開きかっこいい


そしてクリス・シャーマ登場


冒険王ディーン・ポッター。このあと、アレックス・オノルドも出てきます


コンペ写真もしっかり収録


左は安間佐千、右は野口啓代。昨年の本なので最新事情までフォローされています


ラストを飾るのはやはりこの人なのでしょうか。未来人アダム・オンドラ


と思ったらさにあらず。クライミングのもうひとつの到達点、トミー・コールドウェル





ああ……おれはこういう本が作りたかったのだ――と、原点を思い起こさせてくれる一冊でした。


Amazonにも売ってました。と思ったら、これはフランス語版。英語版が欲しい方は、上の版元のサイトなどを見てみてください。




25cm×28cm×厚さ2.5cm、重さ1kg以上。この大きさに中身がつまってます。これだけの充実したクライミング本は見た記憶がありません。クライミング好きなら絶対買って後悔しないはず!


2016年5月3日火曜日

オールドレンズの味わい


おもちゃを買ってしまいました。昔のペンタックススクリューマウントのレンズを、最新のキヤノンEOSに装着できるアダプターです。



アダプターといってもこんな簡単なもの。オートフォーカスも自動絞りも動きません。操作はオールマニュアルです。



Amazonでたまたま見つけて安かったので即買い。おそらく中国製のクオリティもへったくれもないものですが、機能的にはこれで充分なのです。



ペンタスクリューマウントレンズは3本持っています。左から35mm/f3.5、55mm/f1.8、135mm/f3.5。おそらく50年以上前のもので、中学生のときにじいちゃんの形見をもらったものです。何十年か死蔵していましたが、活躍のときがやってきました。



実写

50年前のレンズなんてボロボロの写りだろうと予想していましたが、想像以上に健闘しました。さすがに開放はアマアマですが、5.6くらいまで絞るとかなりしゃっきり写るのにびっくり。


まずは、現代の最新レンズで撮った写真


次に、ペンタックスオールドレンズ。いずれも絞り1.8です


中央を200%拡大。まずは最新レンズ


次にオールドレンズ


上の例は違いがわかりにくいので、左上のほうを拡大。最新レンズ


オールドレンズ。これでようやく違いがはっきり




大画面で見ると質感などかなり違って見えるんですが、スマホやパソコンの小さいサイズで見ていると、どっちもそれほど変わらないですね(被写体によっては違いがもっとはっきりするものもあるんですが)。


でも、オールドレンズのまったりとした写りは感じていただけましたでしょうか。これはこれで味があって、とくに四隅がドカンと落ちて暗く写るところなどかなり好み。ひんぱんに使うものじゃないけど、たまーに遊んでみようかと思います。