森山編集所
登山ライター森山憲一のブログ
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2022年8月3日水曜日
「話す技術」と「書く技術」はまったく別物である
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ある政治学者がいる。この人は知的な風貌に加え、つねに落ち着いた物腰、そしてFMパーソナリティのような深みのある声の持ち主である。昔からテレビ番組などでコメントを聞くたびに、説得力あるなあと感じていた。 しかしあるとき、この政治学者の言っていたことを、いつもほとんど覚えていない自分...
3 件のコメント:
2022年7月4日月曜日
わかりやすいことはいいことだ
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こういう文章を読んだ。 価値というのはモノに内在しているという、長らく続いたモノを中心としたマーケティングの支配的思想が、サービス概念によって、価値は共創的に生まれると考えられるようにもなってきたように、マーケティングというものを「企業が顧客に働きかける活動」というものから、「企...
2022年7月1日金曜日
盗用とか無断転載とか著作権のもろもろ
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あるYouTube動画に私が撮影した写真が無断で使われていて、クレームを入れたら動画は削除されたということがありました。こういうことたまにあって、以前もブログ相手にクレーム入れたりしたことがあったな。 私が編集仕事を始めたときに先輩から教えられたことってたくさんあるのだけど、「盗...
2022年6月2日木曜日
アルパインクライミングとバリエーションルートと本チャンの違い
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ロープやクライミングギアを使うなど、普通の登山と比べて難しい登山行為をなんと呼ぶか。いろいろ呼び方はあるのだけど、そのそれぞれが人によって少しずつ認識がズレていることを感じる機会がしばしばあるので、ここで整理してみようと思う。 アルパインクライミング 急峻な岩場や雪、氷などが出て...
2022年4月14日木曜日
『さよなら、野口 健』感想
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この本、面白かった! 一冊を通しての感想は、とにかく「野口健、めちゃくちゃ!」ということ。 気まぐれで、意味不明にすぐキレ、感情的でありながらも計算高く、一方で、情に厚い部分もあり、不可能を可能にする行動力には目を見張り、放ってはおけない人間味というか可愛げもある。この本で書かれ...
2020年4月28日火曜日
感情に訴えかける言葉は難しい
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【この記事は玉城デニー知事を批判する意図はまったくないことを先にお断りしておきます】 「収束後に笑顔で沖縄を訪れてください」玉城知事、GW訪問自粛を再度呼び掛け - 毎日新聞 このニュースをテレビで見ていた妻が「笑顔で訪れてくださいはおかしくない?」と言いました。私...
2019年8月17日土曜日
わかりやすい文章にするためのたった3つの簡単なコツ
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あおりタイトルです笑 知り合いとツイッターで法律文のわかりにくさについてやりとりをしていたところ、思いついたことがあったので書いておきます。わかりにくい文章とその改善策についてです。 私が以前勤めていたころの『山と溪谷』編集部では、プロライターはあまり起用せず(起用...
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2018年11月10日土曜日
角幡唯介、ノンフィクション本大賞受賞
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ノンフィクション本大賞2018 - Yahoo!ニュース 角幡唯介が、Yahoo!ニュース本屋大賞「ノンフィクション本大賞」を受賞した。本屋大賞といえば、いまやある意味、芥川賞や直木賞よりも価値がある賞。今年から新設されたノンフィクション部門の大賞第一号が角幡というわけだ...
2017年11月22日水曜日
「校正」と「確認」は違うぜよ
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【メディア業界の専門的な話です】 最近、というかここ7~8年くらい、「校正確認」という言葉を見聞きする機会が増えました。記事を作る際に協力してもらった人や企業・団体などに、内容に問題がないか確認してもらう作業のことを指しています。しかしこの言葉、違和感がありまして、個人的に...
2 件のコメント:
2017年9月22日金曜日
雑誌とウェブの文章の違い
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近ごろウェブに文章を書く機会が増えた。雑誌と決定的に違うのが文章量の制限。雑誌は文章量のしばりというのはかなり厳しく、1行単位できっちり合わせていかないといけない。「3000字」という原稿があったとしても、それはWordとかで文字カウントした3000字ではなく、「16字×187...
2017年5月15日月曜日
『本の雑誌』はいい匂い
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『本の雑誌』という雑誌に、座談会が掲載されました。 この雑誌、椎名誠さんらが創刊した雑誌で、私の妻が愛読していました。その関係上、自宅にもそこらにバックナンバーが転がっているため、なじみはあったのですが、掲載されたのは初めて。本人よりも妻がテンション上がったようで...
2017年1月30日月曜日
私のきらいなネット記事4つの条件
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日々、インターネットを眺めていて、「こういうのはイヤだ」と感じる記事の条件がいくつかあります。それは以下のようなものです。 1.目次がある こういうやつです。 目次 1.目次がある 2.「続きを読む」 3.意味のないイメージ写真 4.「いかがでしたか?」 別に目次自...
2 件のコメント:
2016年12月13日火曜日
人名はフルネームが基本だ
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カメラマン 中西氏が語るαシリーズの魅力と解説 こんな告知を見ました。 「中西氏」ってだれ? カメラで中西というと、中西俊明さん?(山岳写真家です)と思ってしまったけど、中を見たら中西学という、私が知らない人でした。 雑誌編集部にいたときに、ライターや部下の原稿...
2016年9月21日水曜日
わかりやすい文章は武器だ
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本日話題になった衝撃的な記事。サッカー専門誌で、当事者に取材せずに創作でインタビュー記事が作られていたという告発だ。 サッカー専門誌「エア取材」横行か――作家の検証と告発 それに対して、告発された側の雑誌編集長がすぐさま反論。取材経緯を細かく説明することで、事実無根で...
2016年4月3日日曜日
『外道クライマー』解説
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もう本当にすばらしい。おれもこういう文章を書いてみたい。いや、『外道クライマー』のことではありません。その巻末に掲載されている「解説」のことである。筆者は 角幡唯介 。 こみいった話をするする理解させる叙述力、品のある言葉のチョイス、絶妙のさじ加減に抑えたジョーク、すべて...
1 件のコメント:
2016年3月19日土曜日
編集人生最大のリライト
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先日、 平山ユージさんの文章のことを書いたとき に、リライトについて少しふれた。これについて思うことがあるので書いておこう。 私が以前編集をしていた『山と溪谷』という雑誌は、私がやっていた当時は書き手の7割がアマチュアだった。プロのライターは3割。いや、もっと少なかったか...
2016年3月2日水曜日
ウェブ記事について思ったこと
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軽量・快適・機能的。多彩な顔ぶれのMILLET(ミレー)新作ライトウェイト・バックパックから目が離せない ボケーッとネットサーフをしていてなんとなく目にとまったこの記事。「なんかまた宣伝用の中身がスカスカな記事なんだろうな」と思っていたらさにあらず。いい記事でした。 ...
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